救急の日

あいにくの雨。兵庫県南部の午後の降水確率は60%、昼過ぎから夜のはじめごろまで雷を伴い激しく降る予報でした。幸いにも、下校の時間帯には雨は落ち着いていたようです。

 

今日、9月9日は救急の日です。

皆さんは、心肺蘇生法を知っていますか?

 

心肺蘇生法とは、心停止や窒息など、生命の危機的状況に陥った傷病者や、これらが切迫している傷病者の命を救う、循環の補助方法です。

JRC蘇生ガイドライン2015 第一章 一次救命処置

心肺蘇生法の中でも、専門的な器具や薬品などを使う必要がない一次救命処置(BLS)。その要と言える胸骨圧迫は、1分間に100から120回のテンポで行うことが推奨されています。

今日1曲目にお送りしたThe FrayのHow to Save a LifeはBPMが122、ちょうどぴったりのテンポです。

 

2曲目は、ディスコ音楽の名曲、Bee GeesのStayin' Aliveです。この曲はBPMが104で、アメリカやイギリスなどでは胸骨圧迫の速さを覚えるためによく使われています。

 

今日最後にお届けした曲は、救急救命センターを舞台にしたドラマ『コード・ブルー』の主題歌、Mr.ChildrenのHANABIでした。

 

突然の発病や事故の時、大切な命をつなぐ心肺蘇生。いつどこで必要になるかはわかりません。まずは周囲の安全を確認をして、119番通報しましょう。救急車が到着するまで平均6分、この間に私達が何をするかによって、その後の生死が大きく左右されます。

身近な人の命を守るため、覚えておきましょう。

救急蘇生法の指針2015(市民用) 厚生労働省